昼寝してる時に夢を見た。俺が女の子に気に入られようと必死こいて話しかけてる夢だった。現実ではとっくに恋愛を諦め、そんな馬鹿馬鹿しいこともやめてるのに夢ではまだなんとか気に入られようとしている、その対象の子だけに面白いことを言おうと考えてる夢の中の自分に呆れた。
俺は残り70年程度あるであろう人生設計においてもう恋愛の予定を入れていない。
何故なら女の子に好感度をあげるためにする努力をする自分が嫌いだから。
必死こいて話しかけてる自分はさながら売れない家を買いませんかと駅でひたすら呼びかけている住宅会社の連中を連想させるし、自分の好みでもない服をネットで調べあれかなこれかなと選び買う時間と労力は結果に見合わないことは容易に予想出来る。でも人生に女性との付き合いは付き物だし自分にも当然憧れがあった。だけど憧れとその労力、時間、ダメだった時のストレス、自分への失望を天秤にかけたら圧倒的に後者が勝った。楽天イーグルス創立1年目の時の楽天対ロッテ戦のロッテくらい勝ってた。だから二度と同じ過ちをしないために悲しいけど恋愛をしないという決断をした。拗らせてるのかもしれないけど自分では拗らせて出した結論ではなく冷静に考えて出した結論だと思ってる。
女の子と付き合いたいならちゃんとした服買えよと友達や知り合いから耳にたこができるほど言われた。その意味は恐らく「世間的に良しとされる服を買えよ?」ってことだろう。恋愛を諦めている俺にそんなことをする義理はない。当然他人から不快だと思われるような身だしなみはしないようには気をかけている。ヒゲは剃ってるし服もよれてきたら変えてる。ただブランドだとかなんだとかには興味が無いだけ。
俺の服は世間的にダサいとよく言われる。基本的にダサいと言われるのは親が買って送ってきた服。自分が買った服はあまりダサいと言われたことはまだ無いけど基本バンドTか洋画Tなので多分ファッションが好きな人から見ると結局俺はめちゃくちゃダサい人間なのだろう。でも俺は服がダサいと言われても危機感を持たない。持ちたくない。だから親が買ってきた服がダサいと言われてもなんとも思わない。
20過ぎてまだ親に買って貰ってるのか...と思う人がいるかもしれないが俺はそれほど世間のニーズに合わせた服に興味が無い。自分の好きなバンドや洋楽のTシャツを着たいという願望があってもブランド物だとかそんなものには本当に興味が無い。要は生活用品としか見てない。歯ブラシと一緒。こだわりは無い。なんでもいい。でもなかったら困ることが増える。だから使ってるだけ。
映画中も恋愛シーンは基本イライラしながら見てしまう。(例外も勿論ある。バタフライエフェクトやロッキーシリーズは探偵ナイトスクープの時の西田敏行より泣いてた)おそらく嫉妬しているのだろう。夢の中でも必死こいてたようにまだ現在の自分は恋愛を諦めきれてないらしい。でも諦めて欲しい。その方が絶対に楽だから。将来は他人の恋愛沙汰や連想シーンを見ても歯ブラシの話を聞くテンションで聞けるようになりたい。それが目標。心から願っている。
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