大学の友達が振られた

大学の友達が振られた。Twitterで凄い幸せそうにツイートしてたのに結局振られてしまっていた。一旦距離を置くと言われて結局ダメだったらしい。この話をツイートで見かけただけで俺はかなりしんどい気持ちになった。なぜなら俺もその友達と同じ気持ちになったことがありその体験談を目にした時、思い出したから。もちろん女とは付き合ったことは無いがそれに近いようなことは何度化あったからだ。今回は彼の話なのでいつかその話はしようと思う。彼の話に戻るが恐らく一旦距離を置くなんて言われた時点でほぼ100復縁は無理だろう。でもおそらく少しは期待したはず。それが100無理になった瞬間のあの絶望さがまず入りその後これから彼女と飲んだりカラオケ行ったりドライブ行ったり話したり遊んだりやらしいことしたりってのが出来ないと2回目の絶望が入るはず。しかもその友達は童貞で彼女もいたことがない奴だった。かなりの高身長でスタイルもよく肌が白いイケメンだった。でも何故かその友達は非モテと似たようなマインドを持ち非モテのようなツイートを毎日繰り返してる残念なイケメン君だった。そんなある日、彼に転機が訪れる。今年の授業中、グループワークで相当可愛いと思っていた女の子から声をかけられた。彼女も彼のことをかっこいいと思っていたらしい。それから一気に恋愛に発展した。そこから彼のツイートは人生最大の幸せかのような雰囲気のものばかりとなりインスタのストーリーも以前とは全く異なる物になっていた。前までは犬か自分の車しかあげなかった彼が彼女とベッドで寝てる写真やドライブしてる写真、チームラボに行ってる写真などを一気にアップしていった。いつもはカップルなんぞ応援しない人間の俺ですら彼の事は気にかけていたので彼女が出来て喜んでいる彼を見てとても嬉しくなった。反面、少し嫌な気がしていた。この浮かれ具合、落ちた時がやばそうだなと。クソスペックながら先に童貞を卒業してしまった先輩から言わせてもらうとまずい状況だった。その女の子はおそらく彼の内面を全くみず容姿だけで話しかけたに違いない。授業のグループワークで1回話した程度でその人の何が分かろうか。おそらく何も分かってないだろう。多少変なやつだろうと1時間くらいまともなやつの振りは出来る。彼のことを悪く言ってる訳では無い。でも彼のマインドは俺のような非モテマインドだったのだ。自己肯定感の低い男は嫌われる。頼むから中身も許してあげられる女であってくれ。自己肯定感を高めてあげられるような女であってくれと思いながら彼のストーリーを毎日眺めていた。もちろん余計なお世話なのはわかってるけど。それでも彼はダメだった。かなり見捨てられるのは早かった気がする。2ヶ月くらいか。そうやって人は成長していくんだろう。おそらく彼は相当な高スペック持ちなので歳を重ねていくうちに女性の扱い方がわかっていくんじゃなかろうか。どうかこれを気に俺のようなやつにならないで欲しい。きっと彼には女性と共に暮らせる権利がある男であると俺は思っている。